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シーバックソーンは美肌のためのスーパーフード(パルミトレイン酸)


シーバックソーンはベリー類のなかでも抜群

ブルーベリー、ラズベリー、アサイーベリーなど数々のベリーには多くのビタミンやポリフェノールが含まれています。抗酸化成分とよばれる「自然の酸化防止成分」が私たちの肌や、体の中の老化を防いでくれます。
免疫システムを高め、心臓を保護するなど、無数の方法で私たちを助ける強い栄養であることが証明されています。

そんなベリー類のなかでも栄養素の数とバランスが素晴らしいのが「シーバックソーン」です。

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シーバックソーンの歴史

ギリシャの伝説には、古代ギリシャ人は、競走馬のための食事として「海クロウメモドキ」の葉を使用したと書かれています。
この「海クロウメモドキ」こそがシーバックソーン、馬をキラキラさせるという意味を持つ学術名「ヒッポファエラムノイデス」です。

シーバックソーン植物とその果物の薬用は古典チベット薬用教科書に「皮膚疾患および消化器の問題を治療するために使用された」と書かれています。
シーバックソーン果物の様々な部分は伝統的に、熱を下げて炎症を軽減し、風邪や咳を治療し、胃と食道の腫瘍の増殖を治療する目的で使用されました。

 

ロシアのシーバックソーン

ロシアではシーバックソーンは薬や化粧品としていち早く製品化されました。
シーバックソーンの潜在能力を活用するために科学者たちは、多くの研究を行い、皮膚上の宇宙放射線の影響から身を守るために使用する宇宙飛行士のためのクリームとしてシーバックソーンを配合した軟膏を製作しました。

 

中国のシーバックソーン

1970年代、中国は薬剤としてシーバックソーンを使用して実験を開始しました。
1985年から1993年まで中国の科学者は、ジュース、油、および他の抽出物に対して実験を行い、シーバックソーンは、ビタミンすべての種類を含んでいることが確認され、アミノ酸、β-カロテン、リコピン、フラボノイドなど多くの栄養素を持つことがわかりました。

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シーバックソーンと美肌について

シーバックソーンは長い間、皮膚の状態を治療するために使用されてきましたが、最近の研究ではそれが科学的に証明されてきています。

2005年に発表された研究では、シーバックソーンの葉の抽出物は抗酸化物質のレベルがとても高く、創傷治癒を促進すると結論付けました。
1999年の研究では、シーバックソーンのサプリメントはアトピー性皮膚炎の治療に役立つ可能性があることを見出しました。
アプライドという美容誌に発表された別の研究では、シーバックソーンが皮膚の水分量の確保、弾力性、明るさを改善し、皮膚の老化の兆候を減少させることを見出しました。

シーバックソーンに含まれる脂肪酸はハリのある肌を保つための「コラーゲン産生」に不可欠である希少脂肪酸だということがわかっていましたが、「パルミトレイン酸」と呼ばれる脂肪酸をも多く含んでいることがわかりました。
パルミトレイン酸は、健康なヒトの皮膚や粘膜をつくりあげる良い材料です。

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そのほかにも色々な効果が確認されています。

抗菌効果

シーバックソーンはにきびや吹き出物の発生を低減し、にきびをつくる皮膚上の細菌を死滅させます。

 

酸化防止効果

シーバックソーンは老化を加速させる紫外線から肌を保護するのに役立ちます。

 

再生効果

シーバックソーンは火傷、熱傷、潰瘍、および感染症の治癒時間を短縮するのに役立ちます。 肌も滑らかに、健康的な顔色でターンオーバーを最適化し、皮膚再生に携わります。

 

水分量の確保

シーバックソーンの脂肪酸は、乾燥、剥離、及びしわの出現を避け、みずみずしい皮膚を保つのを助けます。

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シーバックソーンには貴重な油が?オメガ3と呼ばれる美容・健康栄養素


シーバックソーンには「よい油:オメガ3」も含まれています。

シーバックソーンのオイルが健康食品や化粧品につかわれています。
なぜ?油が?と思われる方もいることでしょう。

果物の油といわれても、ピンとこないかもしれませんが、シーバックソーンには果実油と種子油があり、オメガ3系脂肪酸という有益な油がおおく含まれています。

 

油(脂肪)には大きく分けて

  • 飽和脂肪酸
  • 不飽和脂肪酸

があります。

飽和脂肪酸は動物性の脂肪で、壊れにくい性質を持っています。お肉の脂はなかなかさらさらに溶け出さないですよね?

飽和脂肪酸は体内で合成できるため、必ずしも食事からとる必要はありません。動物性の脂肪のとりすぎは生活習慣病を引き起こすことがあり、摂りすぎに注意しなけれななりません。

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美味しそうなんだけど、悪い油だらけの肉料理

 

逆にシーバックソーンに含まれる不飽和脂肪酸は、植物や魚に多く含まれています。

魚の油はさらさらで、流れやすい。
ということは「身体にたまりにくい」性質があります。

さらに不飽和脂肪酸「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」とさらに細かく分類されます。

 

オメガ3系脂肪酸の役割はアレルギー抑制

オメガ3系脂肪酸は

  • アレルギー抑制
  • 炎症抑制
  • 血栓抑制

などのはたらきがあります。

そしてオメガ6系脂肪酸は逆に

  • アレルギー促進
  • 炎症促進
  • 血栓促進作用

があります。

オメガ6過多の食生活がアトピーや花粉症などのアレルギー症状の悪化させます。

現代人にアレルギーがどんどん増えていくのは、
マーガリン、ショートニング、菓子類などに含まれるオメガ6系脂肪酸に要因があるかもしれません。

シーバックソーンに含まれるオメガ3系脂肪酸は「アレルギー体質」に悩む現代人にとって、一番必要で、一番不足している栄養素なんです。

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シーバックソーンで、いやなアレルギーもすっきりする?

 

オメガ3系脂肪酸が「うつ」を抑制する??

「気分障害や認知症、うつに対して有効性が示された」という発表が、第105回日本精神神経学会でありました。

オメガ3系脂肪酸は魚に多く含まれています。日本は魚の消費量が多く、うつ病発生率が低いとされていましたが、近年は食の欧米化、ハンバーガーなどの悪い油の摂取過多。
酸化した油による揚げ物中心のお弁当などの取りすぎにより、オメガ3系脂肪酸の不足した国になってしまいました。

同学会では

  • オメガ3系脂肪酸を統合失調症の予防的に摂取する
  • オメガ3系脂肪酸を国が推奨食品として児童や妊婦に与えている

という事例を発表しました。

 

魚を毎日食べる食生活は、日本人の身体、特に消化器官にはあってるのです。食の欧米化とはいってもまだ数十年のこと。オメガ3系脂肪酸を含んだシーバックソーンは、現代人を救ってくれるかもしれません。

気分の落ち込みもシーバックソーンの油でスッキリ?
気分の落ち込みもシーバックソーンの油でスッキリ?

 

オメガ3系脂肪酸はどんな美容効果が?

オメガ3系脂肪酸は体内に入るとDHA・EPAと呼ばれる成分に変換されます。サプリメントでよく見る成分ですよね。DHA・EPAは細胞にとってとても大切な栄養素なんです。

 

炎症をとめる作用

ニキビや肌荒れ・赤みといった肌トラブルは皮膚の炎症によるものオメガ3系脂肪酸を摂ることで抗炎症作用が働き、がさがさ肌などのダメージを予防し、改善する効果が期待できます。
悪い油はよくないですが、よい油をとることも肌を美しくする方法のひとつです。

 

肌代謝を促進させる

オメガ3系脂肪酸は肌代謝を促進します。
肌の細胞が古いものから新しいものへとスムーズに生まれ変わる「ターンオーバー」が正しいリズムで行われると、いつも生まれたてのお肌でいることができます。老廃物をためていては肌はくすみ、張りがなくなり、みずみずしさがなくなります。
老廃物をきれいに捨てて、肌美人に。

美容マニアなら喉から手が出るほどほしい美容成分「セラミド」も、肌の代謝を促進することで生まれます。セラミドは皮膚からの水分蒸発を防ぎ、肌の潤いを保つ効果があります。

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何よりも欲しい!はだのうるおい

アンチエイジング(抗老化)

オメガ3系脂肪酸は女性ホルモンのバランスを整えます。女性ホルモンのバランスが整うと美肌に欠かせないコラーゲンやヒアルロン酸の生成が活発化されます。
皮膚のシワやたるみの原因である「細胞の老化」を未然に防ぎ、美肌を保つことができます。
女性ホルモンは自律神経とも密接にかかわってきます。女性ホルモンの分泌が整えられることで、自律神経のトラブルも改善されます。

 

冷えによる血行不良を改善

オメガ3系脂肪酸は血小板の凝集を抑えます。血管をやわらかく強くしてして血液のめぐりを良くするはたらきがあります。
体全体の巡りが良くなると、栄養もいきわたり、老廃物の回収もスムースになります。
当然、肌細胞の循環も良くなり、冷えによる血行不良からの肌のくすみを改善します。

 

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めぐりがいいと、いろいろ改善される

 

オメガ3系脂肪酸がたっぷりのシーバックソーンのオイル

シーバックソーンのオイルを使った化粧品がいろいろ出ています。